年金の支給日(厚生年金・国民年金、企業・農業)いつ?確認する方法など

いつだっけ?確認しておきたい年金の支給日(厚生年金・国民年金、企業・農業)

年金支給日はいつ?

年金とは保険の一種で、サラリーマン時代などの現役で仕事をしているときに保険料を払い、一定の年齢になったら、その後、年金としてお金を国から受け取れるようになります。

年金の種類には、公的年金という国民年金とサラリーマンが加入する厚生年金があります。公的年金は法律で支給日が決まっています。

国民年金の種類は老齢、遺族、障害と3つの種類がありますが、公的年金で支給される年金は、種類などには関係なく、一律に決まっています。

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年金支給日はいつになるかと言うと、国民年金は、2、4、6、8、10、12月の15日で、厚生年金も偶数月の15日支給になります。

国民年金の支給開始年齢は、65歳支給開始で、厚生年金の支給開始は昭和61年より前は原則とし手60歳支給開始となっていたが、少しずつ支給開始の年齢が引き上げられ、平成12年では、生年月日で支給開始の年齢が引き上げられるこが決まりました。

 国民年金の支給日

国民年金とは、20歳から60歳までのすべての国民が入らなければならない公的な年金制度のことをいいます。

国民年金の受給資格には、保険料を納めていた期間と保険料の免除の期間が25年以上あることが条件となります。
消費税が10%にあがることにより、25年と言う国民年金を得るための期間が10年に短縮される予定のようです。

国民年金は、年6回に分けて支給されていて、支払い方法は、2ケ月ごとの支給になります。2月、4月、6月、8月、10月、12月の支給で、支払いの月にはその前の月までの分が支払われます。

国民年金の支給日は支払い月の15日に支払われ、15日が土曜日、日曜日、祝日の時は、その前日の平日に振り込まれることになります。

厚生年金の支給日

厚生年金とは、国民年金に上乗せして支給される年金をいいます。厚生年金保険は主に企業に勤める会社員や公務員の人たちが加入する保険です。特徴としては、2段階部分と呼ばれています。

厚生年金の支給日は偶数月の15日にもらえるものですが、初めての支給の時は、偶数月の15日ではないことがあるので注意をしてください。
最初の時は、今までの分がまとめて支給されますので数ケ月分を支給されます。法令で決まっていることになります。

厚生年金の支給日は偶数の15日で15日が土曜日、日曜日、祝日の時は、その前日の平日に振込みされますので15日より後に支給されることはありません。厚生年金は、誕生日で受給権の発生日が違い、支払いの属する月がかわるのできちんと確認を忘れないようにしてください。

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 企業年金の支給日

企業年金とは、私企業が、働く人の老後の生活の安心のために公的年金に加えて、選択して設ける年金のことをいいます。

企業年金は複雑でわかりにくいのですが、退職金と深く関係していて、退職金を分割で少しずつ受け取る場合は企業年金となります。

企業年金の支払い方法は、後払いになっていて、前月までの支給月の分を支払い月1日になります。

年金額の金額によって支払日の月がちがいます。企業年金の支給日は、6万未満は毎年1回支給で4、6、8、10、12、2月に、6万円以上から115円未満が年2回6月と12月、15万円以上から27万円未満は年に3回支給で、4月、8月、12月、27万円以上の支給は、年に6回支給で、2、4、6、8、10、12月支給になります。

農業者年金の支給日

農業者年金とは、名前の通り農業者だけに与えられた年金で、国民年金の被保険者の農業者に、年金の給付をすることにより、農業者の老後の生活の安定を目的とし、農業者年金の事業を支える人を確保するための制度になります。

80歳まで保障がついた終身年金で、80歳までに亡くなった場合は、一時金として遺族が受けとれます。農業者年金の支給日は、年4回、2月、5月、8月、11月に3ケ月分支払いされます。

支払い日は、各月の10日で、土曜日、日曜日、祝日は、その直前の平日に支給されます。

年金の合計の金額が12万円未満ですと、年1回の11月の支給となっています。20年要件を満たし、65歳に達する時に、農業を営まなくなったときから受給の資格があります。

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